今回、海川釣り初心者の方への解説は、防波堤(波止)へ釣りに行く際の準備についてです。
防波堤(波止)に釣りに行く事が決まったのは良いのですが、竿とリール以外にも必要なものは何だろう?
最初は結構悩むものです。
何度も釣行を繰り返すと、自分なりの必需品が定まっていくものですが、まだ経験の少ない初心者の方は分からない事が多いかと思います。
そこで、ここでは1つの目安としての準備について解説していきますね。
初心者必見!海川釣り 防波堤(波止)釣り 服装

最近の釣り場では、筆者の知る昔と比べて釣り人の服装も随分ファッショナブルになったなと感じます。
アウトドアブームに乗ってファッション性だけでなく機能性にも優れたものが多く出回る様になりました。
防波堤(波止)は色々な釣り場の中でも手軽に釣りが出来る場所ですが、自然の中に身を置く事に
は変わりないので、しっかりと準備は整えたいですね!
服装の基本は夏のスタイル
夏スタイルとは言っても、半袖半ズボンは避けたいところです。
長袖シャツと長ズボンを夏の暑い日でも推奨します。
素肌を日差しにさらし続けると疲労がたまりやすいからです。
シャツの素材は綿が良いですね。
汗を良く吸うし乾きやすいので。
綿とナイロンの混紡でも良いと思います。
ズボンは一般的なジーンズで問題ないかと思います。
この夏スタイルに季節や天候に合わせて重ね着すると良いですね。
夏の夜釣り
夏と言っても数時間潮風にさらされるとかなり寒いです。
上着は持って行く事をおすすめします。
春と秋
朝夕は少々冷え込む時は上着を着用して、日中気温が上がり暖かくなれば上着をぬいで体温調整すれば良いかと思います。
冬場
寒くなると重ね着するものですが、あまりにも重ねると身動きが取りずらくなります。
最近は防水性、防寒性、水蒸気を通す性能などに優れたものが多く出ていますので、少々値は張りますが、こういった物を持っていると寒い冬でも快適に釣りに集中出来ると思います。
日中の釣りでは、帽子と偏光グラスがおすすめです。
陽射しを直接受け続けるのを帽子で避けられ、水面のギラギラの乱反射や紫外線を偏光グラスがカットしてくれます。
ウキや目印も見やすく、目が疲れにくいです。
後は釣り場では他の釣り人もいて、仕掛けが飛んできて針が頭部に刺さるなどのトラブル対策としても帽子は欠かせません。

最近売られている偏光グラスは昔と比べて色々なタイプがあり、色も形状もすごくファッショナブルですね。
フィッシングベストは落とし込み釣り、探り釣り、ルアー釣りなどの移動しながらの釣りでは非常に重宝します。
ポケットがたくさんあり、携帯したいものはかなり収納出来るので、このベストの着用の有り無しでは釣りのペースが大きく違ってきます。
出来るだけ大きいポケットで、数が多くついているものが良いですね。
自分なりにどのポケットに何を入れるか決めておくと非常に便利ですよ。
ライフジャケット兼用のベストもありますから、そうゆう物を選ぶと安全面でも安心ですね。
夏用に通気性の良いメッシュタイプもありますよ。
フライフィッシング用のベストはポケットの数が多く使いやすいですね。
機能的にも優れたものが多いですよ。

筆者は夜釣りも良くやるので、フィッシングベストは暗い中バッグの中をゴソゴソしなくても良いので重宝してます。
雨が降ってきた時、土砂降りならあきらめても、少量の雨なら釣りを継続したいそうゆう時に活躍するのがレインギアですね。
選ぶ際は、水蒸気を通す性能が高いものを選びたいですね。
長く使うとだんだん撥水性、防水性が落ちて来るので、釣行後は防水スプレーでメンテナンスするのが良いですね。
後、選ぶ際には上着の上から着用出来る大きめサイズをおすすめします。
冬場の釣りで欠かせないのがフィッシンググローブです。
手がかじかんでしまっては釣りになりませんからね。
エサを付けたり、イトを結んだり仕掛けを作る作業の為に、指の部分がカットされているものが便がいいですよ。
一般的には、5本の指部分全てカットされたもの、3本(親指、人差し指、中指)の指部分がカットされたものとあります。
夏場の防波堤(波止)ではサンダル履きの人を良く見かけますが、これはおすすめ出来ません。
やはり、怪我をする確率がグンと上がるからです。
普通にスニーカーで良いと思います。
テトラポットの上で釣る場合は特に滑りにくいものを選びたいものです。
初心者必見!海川釣り 防波堤(波止)釣り 道具準備

防波堤(波止)釣りは慣れて来ると、季節や一日の内でも時間帯に対して臨機応変に釣りの対象魚を変えてゆく事を楽しむ様になって来るかと思います。
その結果、気付けば竿の本数が増えていくかと思います。
そうなると、大事な竿を裸でバラバラに釣り場まで運ぶのは大変です。
そこで活躍するのがロッドケースですね。
ポケットが付いているもの、水に浮くもの、クッション性の高いもの、リールを付けたまま収納出来るものなど様々なケースがあります。
準備した釣り具をまとめて釣り場に運ぶ為に必要なのがバッグですね。
丈夫で水洗いも出来るバッカンがおすすめです。
口が大きくて物の出し入れが便利ですよ。
ビニール製のものでチャック式の蓋付きのものなら、少々の雨や波をかぶっても安心です。
肩ひもが付いているものだと持ち運びしやすいですよ。
必要なものは全てバッグの中に詰めるのが基本です。
小物ケース、ライト、タオル、水汲みバケツ、ロープ、ハサミ、ナイフ、偏光グラス、ゴミ袋、レインギア、絆創膏など救急用具、等々。
こうして見ると、釣りに行くときには必要な道具がけっこう沢山ありますよね。

クーラーボックスはエサの鮮度を保つ、釣った魚を保管する、ドリンク類の保冷、腰掛け代わりなど幅広い用途で使えます。
上記の要素を全てクリアするには、20ℓ前後のものが使いやすいと思います。
また、バッカンとクーラーボックスの性能を兼ね備えたクールバッグと呼ばれるものもあります。
初心者必見!海川釣り 防波堤(波止)釣り 準備 まとめ

今回は防波堤(波止)釣りの事前準備についてでした。
釣行の際に何が必要かを感じるのは釣り人それぞれで違いはあるかと思います。
結局のところ、釣行を重ねてゆくうちに自分なりに感じてゆく事で、自分にとっての必要な物の準備が完成してゆくのだと思います。

