初心者必見!海川釣り防波堤(波止)のメジナ釣り

海釣り

今回、海川釣り初心者の方へお送りするのは、防波堤(波止)での釣りからメジナ釣りをご紹介します。

メジナはグレとも呼ばれ、磯釣りのメインターゲットと目される魚ですが、一般的には大型のものが磯に移り、幼魚~若魚は防波堤(波止)周りに多く群れています。

メジナはサイズの割にかなり強い引きを見せます。

20㎝位のサイズでもかなりのいい引きを味合わせてくれるんですよね。

この引きの良さがメジナの最大の魅力なのかもしれません。

では、順番に見てゆきましょう。

初心者必見!防波堤(波止)のメジナ釣り 概要

・釣りシーズン

防波堤(波止)のメジナ釣りシーズンは、一般的に春の終わり頃から初夏までと言われますが、水温の高い場所では周年釣れる所もあります。

筆者の地元では、12月上旬頃まで十分釣れてました。

防波堤(波止)で釣れるメジナは主に30㎝以下のものがターゲットとなります。

・メジナ釣りのタックルと装備

竿は磯竿0.6~1号で長さは5ⅿ位が使いやすいです。

リールは小型スピニングリール

ラインはナイロン2~2.5号

ハリスは、1~1.5号

ハリはグレバリ5~6号

ウキは、小型のもの数個用意しておく。

・撒き餌

メジナ釣りといえば、絶対欠かせないのが撒き餌です。

バッカンに撒き餌を準備します。

撒き餌は、主にアミエビもしくはオキアミをそれぞれ単体で使うか、両方を混ぜて使うかが一般的ですね。

何を使うのが有効なのかは、釣り場近くの釣り具屋で聞くと教えてくれますよ。

釣り人によっては、さらに添加材を混ぜる様です。

・メジナの居そうな場所(ポイント)

メジナ釣りは撒き餌で誘い出して釣る釣り方ですが、わざわざ遠くから誘わずとも、近くにいる所から誘う方が効率が良いと言えます。

では、メジナはどういう所にいるのでしょうか?

メジナは、潮の動きが良いところで、海底に何がしかの変化がある場所に好んで集まるんです。

具体的には次の様な場所です。

 ・防波堤(波止)の両端

 ・防波堤(波止)の曲がり角

 ・テトラが入っていて、サラシが出ている場所。

  サラシが出る場所は、潮の動きが良く、何よりメジナの姿を隠してくれるのでメジナにとって安

  心出来る場所なんですね。

 ・水深がそれなりにあり、テトラが入っていて、サラシが出る場所だと最高のポイントです。

 ・防波堤(波止)の継ぎ目

  こんな小さな変化でも十分ポイントになります。

  海藻が付着したり、海底では段差が出来て穴が開いてたりすると、良い隠れ家になるからです。

・注意点

潮の流れの速さにも注意が必要です。

一般には、人がゆっくりと歩く速さが目安だとされてます。

それよりも潮の動きが速いと、釣りにならないかと思います。

初心者必見!海川釣り 防波堤(波止)のメジナ釣り 釣り方

メジナ釣りの第一歩は撒き餌からはじまります

その前に、改めてメジナのポイントを確認しましょう。

 ・サラシの状態はどうか?

 ・海底のシモリの様子は?

 ・潮の流れの速さは?

これらを確認して釣りスタートです。

・撒き餌を撒こう

 ・まず撒き餌をしてみます。

 ・エサ取りの状態や潮の流れなどがわかるかと思います。

 ・あまりにも大量のエサ取りが集まる様なら、一旦釣り座を変えてみましょう。

 ・撒き餌でメジナを寄せる訳ですが、他の魚も多く集まってくるのが頭の痛い所です。

  しかし、撒き餌をしなければメジナは底から浮いてきません。

 ・そこで重要なのが、ウキ下の調整です。

  潮が澄んでいて海中のメジナが見えているときは、ウキ下の長さは一発で決まりますが、見えな

  い時は、どうするか?

  エサ取りを逆に利用しましょう。

  刺し餌を取られてしまうタナの前後をメジナのタナと定めてみてください。

  刺し餌を取られない場合は、海底スレスレに調整しましょう。

・撒き餌の撒き方

撒き餌の撒き方のポイントとしては、一度に撒く撒き餌の量です。

一度に大量に撒くのではなく、一度に撒くのは少しずつ、そして回数を多く撒くのです

最低でも、仕掛け投入前と仕掛けを流す時と2回ですね。

一度に撒く量の目安は、シャク一杯の半分以下で良いかと思います。

そして、仕掛けを投入する度に毎回必ず行います。

・仕掛けの投入

撒き餌を撒いて、それが50~60㎝沈んだ時に真上から仕掛けを投入します。

この時に、ウキは潮上にくる様に投入します。

こうすると、ハリに刺した餌の方が先に流れるので、メジナの食いが良くなりますよ。

この釣り方は、いかに底にいるメジナを撒き餌で浮かせるかなので、地道に撒き餌としかけの投入から仕掛けを流すを繰り返す事です。

・大量に集まったエサ取りの対処

イワシやアジ、サバなどの回遊魚の大群が集まってしまった時は、あきらめてしばし待つか、防波堤(波止)の反対側に釣り座を移すなどするしかないですね。

しかしながら、せっかく大群が目の前にいるので、暇つぶしにサビキ仕掛けで釣るのも良いかもしれません。

もしくは、沖の方に多めの撒き餌を撒いて、大群を向かわせて、その隙に手前にメジナ用の撒き餌を撒いて釣るか、壁面スレスレやテトラポットのスレスレを狙うのも手ですね。

初心者必見!海川釣り 防波堤(波止)のメジナ釣り メジナとのやり取り

ウキに反応が出て、思い切りアワせる!

メジナにハリを掛ける事が出来たら、ここからがやり取りの始まりです。

・やり取りの基本

竿を真っ直ぐ立てて、まずはメジナの引きをしのぎます。

メジナの引きに竿は引き込まれますが、引きの強さが少しでも止まれば、また竿を真っ直ぐ立てながらリールを巻きましょう。

これが竿の反発力を利用したやり取りの基本です。

この基本では対応しきれない程の強い引きの時は、そのままだと糸を切られるかもしれません。

そういう時は、ラインを少し出してみましょう。

これでかなりしのげるでしょう。

ただし、ラインを送り出すとはいっても、ラインを緩めるという事ではありません。

ラインのテンションは張ったままです。

ラインを緩めてしまうと、バラす可能性が高まります。

あとは、使っているタックルの性能と自身の腕を信じて取り込みましょう。

 

 

初心者必見!海川釣り 防波堤(波止)のメジナ釣り まとめ

今回は、防波堤(波止)でのメジナ釣りの解説をやってきました。

いかがでしたでしょうか。

撒き餌が重要な要素を多く占める釣り方でしたね。

防波堤(波止)周辺のメジナは、幼魚~若魚が多く、群れでいることが常なので、上手く撒き餌で寄せる事が出来たら、入れ食い状態にもなりますよ。

では今回はここまでです。

この記事を書いた人

小学4年生で竹竿1本持って釣りデビュー。
海と山に挟まれた土地柄に育ち、海水、淡水、問わず釣り場を駆け巡る日々を送る。
釣りを始めて間もなく半世紀を迎える、長さだけが取り柄の下手の横好き。

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